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中国人民銀、最優遇貸出金利据え置きへ 流動性支援予想する声も

ロイター / 2021年9月17日 16時41分

中国人民銀行は22日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を発表するが、ロイター調査によると、17カ月連続で据え置かれる見通し。写真は中国人民銀行の外観、2018年9月撮影(2021年 ロイター/Jason Lee)

[上海 17日 ロイター] - 中国人民銀行は22日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を発表するが、ロイター調査によると、17カ月連続で据え置かれる見通し。

ただ、感染力が強い新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大を受けて、景気の減速感が鮮明になる中、市場関係者は的を絞った流動性措置が打ち出されるとみる。

調査では、トレーダーやアナリスト20人のうち95%に当たる19人が、1年物か5年物いずれかの据え置きを予想。1人は、1年物が5ベーシスポイント(bp)引き下げられ、5年物は据え置きとした。

現在、1年物LPRは3.85%、5年物LPRは4.65%。

HSBCの大中華圏担当エコノミスト、Chen Jingyang氏は「デルタ株は中国経済に極めて大きな打撃を与えた。特にサービスセクターへの影響が深刻だ」と指摘。

「成長率が公的な推定値の5.0─5.7%の下限に近付く中、成長押し上げに向けて当局は的を絞った緩和策を強化する可能性がある」とした。

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