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オーストリア、コロナワクチン義務化の最低年齢18歳案を提示

ロイター / 2022年1月17日 9時9分

1月16日、オーストリア政府は新型コロナウイルスワクチン接種義務が生じる最低年齢を18歳とするよう提案した。ウィーンのワクチン接種会場で2021年4月撮影(2022年 ロイター/Lisi Niesner)

[チューリヒ 16日 ロイター] - オーストリア政府は16日、新型コロナウイルスワクチン接種義務が生じる最低年齢を18歳とするよう提案した。今週議会で投票を行い、2月1日から段階的に実施するという。

政府は先月、ワクチン義務の対象を14歳以上とする方針を明らかにしたが物議を醸したことから、18歳に引き上げてコンセンサスを目指したい考え。実現すれば欧州連合(EU)で初めて国民全般にワクチン接種を義務化する国となるが、前日にも数千人規模の反対デモが起きるなどしている。

ネハンメル首相はウィーンで行った記者会見で、「これはワクチン接種者と未接種者の戦いではない」と述べ、未接種者があまりに多いため、人同士の自由な交流を認めるには(接種を)推進する必要があると説明。感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)をこれ以上行う事態を避ける必要があると強調した。

首相は、自身も新型コロナに感染して隔離を終えたばかり。

オーストリアでは、有効なワクチン証明書を持つのは人口の約72%。同国では、議会第3政党である極右自由党(FPO)の進めるワクチン懐疑論に同調し、ワクチンに懐疑的な人が多い。

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