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中国出生率、21年は1000人当たり7.52人 過去最低

ロイター / 2022年1月17日 13時34分

 1月17日、中国国家統計局が発表した中国本土の出生率は2021年に1000人当たり7.52人と低下ペースが加速し、1949年の統計開始以来最低を記録した。写真は上海で2020年2月撮影(2022年 ロイター/Aly Song)

[北京 17日 ロイター] - 中国国家統計局が17日発表した中国本土の出生率は2021年に1000人当たり7.52人と低下ペースが加速し、1949年の統計開始以来最低を記録した。

中国は急速に進む高齢化による経済へのリスクを回避するため、16年に「1人っ子政策」を撤廃し、子どもの数を2人までに規制する政策に転換。昨年には3人まで認める方針を発表したが、出生率の低下傾向は一段と鮮明になった。都市部の生活コスト高が出生率改善の妨げになっている。

21年の人口自然増加率はわずか0.034%で、1960年以来の低水準。

ピンポイント・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、Zhiwei Zhang氏は「人口動態に関する課題はよく知られているものの、高齢化のスピードは明らかに予想より速い」と指摘。「中国の総人口が21年にピークに達した可能性を示唆しているほか、潜在成長率が予想よりも速いペースで鈍化している可能性も示している」と述べた。

21年の出生数は1062万人。20年は1200万人で、出生率は1000人当たり8.52人だった。

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