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ウクライナ、EU「加盟候補国」に認定を 欧州委が勧告

ロイター / 2022年6月18日 0時10分

 6月17日、欧州連合(EU)欧州委員会は、ウクライナとモルドバを「加盟候補国」として認定するよう勧告した。写真はウクライナ国旗の色である青いシャツに黄色のブレザーで発表するフォンデアライエン欧州委委員長(2022年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル/キエフ 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は17日、ウクライナとモルドバを「加盟候補国」として認定するよう勧告した。

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は「ウクライナは欧州の価値と基準を満たすという強い意欲と決意を明確に示した」と表明。ウクライナの人々は欧州の価値観のために命をささげる準備ができているとし、ウクライナの人々が共に欧州の夢を生きていくことを望んでいると述べた。

ウクライナ国旗の色である青いシャツに黄色のブレザーで発表に臨んだ。

ジョージアについて、より多くの条件を満たす必要があるとして見送った。

EUは来週の首脳会議で欧州委の勧告を承認する見込み。EU主要国の独仏伊の3首脳は16日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。会談後、ドイツのショルツ首相は「ウクライナは欧州の家族の一員だ」と述べていた。

ウクライナのゼレンスキー大統領はビデオ演説で「ウクライナは独立以来最もEUに近づいた」と述べた。

その後「われわれの勝利を確実に近づけるEU加盟への第一歩だ」とツイッターに投稿し、フォンデアライエン委員長とEU加盟国に謝意を表明。恒例の夜のビデオ演説で「ウクライナ人の勇気のおかげで、欧州は自由の新しい歴史を作ることができる。EUとロシアにはさまれた東欧のグレーゾーンが最終的に取り除かれる」と述べた。

ウクライナはロシアによる侵攻開始の4日後にEUに加盟を申請。その4日後にモルドバとジョージアも申請した。加盟承認は長い道のりが予想されるが、承認されればウクライナは国土の面積が最大、人口規模で5位のEU加盟国となる。

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