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英中銀、外銀支店の規制枠組み見直しを検討

ロイター / 2023年10月17日 9時50分

Huw Jones

[ロンドン 16日 ロイター] - イングランド銀行(BOE、英中央銀行)は16日、外国銀行の支店に対する規制の枠組み見直しを検討していると表明した。

英国では外銀支店はそれぞれ本国の当局が主体的に監督する。一方外銀の子会社や現地法人は、BOEの直接的な規制対象となり、独自に資本バッファーを確保しなければならない。

今年3月に破綻した米シリコンバレー銀行(SVB)の場合、英国での事業は10年にわたって支店として扱われていたが、その後現地法人化が義務付けられ、結果的にこの英現法をHSBCが迅速に救済買収することができた。

こうした中で、外銀支店を現法に転換すべきだとBOEが判断する方法が改めて問われるようになっている。

BOEのウッズ副総裁は、見直すのは英国の金融システムにおいて重要な機能を果たしている外銀支店になると述べた。

一方2025年7月から銀行の自己資本規制「バーゼル3」の最終規則適用が始まることを巡り、ウッズ氏は柔軟な対応を示唆。小規模企業や無格付け企業向け融資問題などで、業界の意見を踏まえ、妥当な懸念を反映させる形で進めていけると自信を見せた。

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