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前場の日経平均は反発、週明けの米株高で 買い一巡後は利益確定売り

ロイター / 2023年10月17日 12時3分

前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比285円28銭高の3万1944円31銭と、反発した。週明けの米国株式市場での底堅い流れを引き継ぎ、日経平均は一時600円超高となった。写真は都内で2020年10月撮影(2023年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

[東京 17日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比285円28銭高の3万1944円31銭と、反発した。週明けの米国株式市場での底堅い流れを引き継ぎ、日経平均は一時600円超高となった。買い一巡後は利益確定売りが徐々に広がり、日経平均は上げ幅を縮小する展開となった。市場では、中東情勢を巡る不透明感が引き続き重しになっているとの声があった。

日経平均は404円高でスタートした後、601円高の3万2260円77銭で高値をつけた。16日の米国株式市場で主要3株価指数が上昇した流れを受けて、朝方は幅広い業種で買いが先行した。

買い一巡後は、時間外取引での米株先物のマイナス圏での値動きなどを受けて、日経平均は上げ幅を縮小。短期の買いが一巡し、利益確定売りに押される格好となった。

りそなホールディングスの広兼千晶ストラテジストは、米長期金利が再び上昇基調となっていることや、中東情勢への警戒感で、地合いはさえないとみている。「不透明感が引き続き市場の重しとなっており、買い一巡後は利益確定売りが広がりやすい」という。

TOPIXは0.52%高の2285.36ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆6077億9300万円だった。 東証33業種では、値上がりはサービス、精密機器、情報・通信、電気機器、不動産などの27業種。値下がりはパルプ・紙、石油・石炭製品、非鉄金属などの6業種だった。

主力株では、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループが2%超高。ファーストリテイリングは小幅高だった。半面、第一三共、エーザイは下落した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1182銘柄(64%)、値下がりは585銘柄(31%)、変わらずは70銘柄(3%)だった。

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