中国百度、ＡＩモデル最新版を発表 オープンＡＩと「遜色ない」

　中国インターネット検索大手の百度（バイドゥ）は１７日、生成ＡＩ（人工知能）モデルの最新版「文心（アーニー）４．０」を発表した。性能は米オープンＡＩの「ＧＰＴ─４」と遜色ないとしている。写真は百度のＡＩチャットボットのロゴ。６月撮影（２０２３年　ロイター／Florence Lo/Illustration）

Yelin Mo　Eduardo Baptista

[北京 １７日 ロイター] - 中国インターネット検索大手の百度（バイドゥ）は１７日、生成ＡＩ（人工知能）モデルの最新版「文心（アーニー）４．０」を発表した。性能は米オープンＡＩの「ＧＰＴ─４」と遜色ないとしている。

百度の李彦宏（ロビン・リー）最高経営責任者（ＣＥＯ）は北京で開いたイベントで文心４．０の記憶力に焦点を当て、リアルタイムで小説執筆を実演した。広告ポスターや動画を作成する様子も紹介した。

百度は今年３月に文心を使ったチャットボット「文心一言（アーニー・ボット）」を発表。８月には同社を含む複数企業が一般向けにＡＩ製品を提供する認可を中国当局から得た。