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訂正-SBIと台湾力晶、日本の工場候補5カ所程度に 近く決定=関係者

ロイター / 2023年10月17日 18時18分

10月17日、日本で半導体生産を計画するSBIホールディングスと台湾力晶科技(パワーチップ)傘下の半導体受託生産大手・力晶積成電子製造(PSMC)が、工場建設を含めた投資額を8000億円規模と見積もるとともに、三重県を含めた5カ所程度に候補地を絞ったことが分かった。資料写真、2022年2月撮影(2023年 ロイター/Florence Lo)

(3段落目の「4200億円を申請する」を「4200億円の一部を申請する」に訂正します。)

Miho Uranaka Sam Nussey Fanny Potkin

[東京 17日 ロイター] - 日本で半導体生産を計画するSBIホールディングスと台湾力晶科技(パワーチップ)傘下の半導体受託生産大手・力晶積成電子製造(PSMC)が、工場建設を含めた投資額を8000億円規模と見積もるとともに、三重県を含めた5カ所程度に候補地を絞ったことが分かった。

事情を知る関係者がロイターに明らかにした。建設地は近く決定する。

SBIの広報担当者はロイターの取材に、8000億─9000億円の投資を見込んでいることを認める一方、候補地についてはコメントを控えた。補助金について政府と交渉を進めており、まずは第1期の量産体制整備に当てる4200億円の一部(訂正)を申請するという。

PSMCにも問い合わせたが、現時点で回答はない。

パワーチップとSBIは7月、合弁会社を設立すると発表。PSMC日本法人の呉元雄(ジョー・ウー)社長はロイターとの単独インタビューで、「政府、地方自治体の支援やSBIの金融面のサポートがある今、建設するのが適切と判断した」と、日本での事業展開について説明していた[L4N3971CR]。

「半導体立国」の再興を目指す日本は政府主導で半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC)の工場を熊本県に誘致。米マイクロン・テクノロジーの広島工場の設備投資などにも補助金支給を決めている。

パワーチップは車載向け半導体の需要を取り込むため、まずは線幅45─55ナノ(ナノは10億分の1)メートルのレガシー半導体を手掛け(ナノは10億分の1)中期的には28ナノメートル以下の量産を目指す。

(浦中美穂、Sam Nussey、Fanny Potkin 編集:久保信博)

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