米鉱工業生産、9月製造業は0.4%上昇 自動車抑制も予想上回る
ロイター / 2023年10月18日 2時22分
米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した9月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が0.4%上昇した。2022年4月撮影(2023年 ロイター/Kamil Krzaczynski/File Photo)
[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した9月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が0.4%上昇した。全米自動車労組(UAW)のストライキにより自動車生産台数が抑制されたものの、市場予想を上回った。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.1%上昇だった。
8月分は0.1%上昇から0.1%低下に下方修正された。
9月の前年同月比は0.8%低下。第3・四半期では横ばいだった。
シティグループのエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は「消費者や企業からの財需要の高まりは経済の耐性を示しているが、需要の回復とともに価格圧力も高まる可能性が高い」と述べた。
耐久消費財製造業生産は前年比2.3%上昇だったが、非耐久消費財製造業の2.4%低下に相殺された。
自動車・同部品の生産は0.3%上昇。8月は4.1%低下だった。
木材、一次金属、プラスチック、ゴム製品の生産が堅調に増加した。一方、アパレル、皮革、印刷関連は振るわなかった。
鉱業生産は0.4%上昇した。8月は0.2%上昇だった。公益事業は0.3%低下。8月は0.7%上昇だった。
鉱工業生産全体は0.3%上昇。8月は横ばいだった。第3・四半期の鉱工業生産は2.5%上昇した。第2・四半期は0.7%上昇だった。
産業部門全体の設備稼働率は79.7%と、0.2%ポイント上昇した。1972年から2022年の平均と同水準だった。
製造業の設備稼働率は77.8%に上昇。8月は77.7%だった。長期平均を0.4%ポイント下回った。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「地方に多いホームセンター」が都会進出を狙う訳 人口減少が進む中、大手を軸に再編が進行
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 8時30分
-
2「脱ママチャリ」電動自転車がここへ来て人気の訳 10万超でも高性能化、小型化で「1人1台」に?
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 10時0分
-
3円安は、バイデン大統領と共に撤退か
トウシル / 2024年7月23日 10時31分
-
4小林製薬、会長と社長が辞任 紅こうじ問題の責任明確化
ロイター / 2024年7月23日 13時9分
-
5日本製鉄、中国宝山鋼鉄との自動車鋼板合弁解消へ
ロイター / 2024年7月23日 17時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)