FRB、次の政策決定前にデータ検証の時間ある=リッチモンド連銀総裁
ロイター / 2023年10月18日 0時54分
米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は17日、インフレ圧力が低下する中で景気が減速している兆候が見られることから、米連邦準備理事会(FRB)には次回の金融政策を決定するまでに時間がまだあると述べた。8月24日撮影(2023年 ロイター/Ann Saphir/File Photo)
Michael S. Derby
[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は17日、インフレ圧力が低下する中で景気が減速している兆候が見られることから、米連邦準備理事会(FRB)には次回の金融政策を決定するまでに時間がまだあると述べた。ワシントンで開催された不動産関連の会議で演説した。
バーキン氏は「インフレの道筋はまだ明確でない」ものの、個人的には「多くのデータが伝えるよりも、需要正常化への道筋がはるかに進んでいる兆候を目にしている」と述べた。
このため、これまでの利上げで十分か、それとももっと利上げが必要なのか、FRBには見極める時間があるとした。
バーキン氏は現場でのヒアリングの結果、需要が軟化し「労働市場の一部ではより良いバランスになりつつある」との見解を得ていると述べた。また、賃金上昇圧力は緩やかになっているとした。
また、景気後退があり得るとしても、深刻なものになるとは限らないとの見通しを示した。多くの人々が景気後退を予測し、それに備えてきたとみられるためという。
その上で、FRBの政策は、中東情勢などFRBがコントロールできない出来事に左右されることもあると警告した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「地方に多いホームセンター」が都会進出を狙う訳 人口減少が進む中、大手を軸に再編が進行
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 8時30分
-
2「脱ママチャリ」電動自転車がここへ来て人気の訳 10万超でも高性能化、小型化で「1人1台」に?
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 10時0分
-
3円安は、バイデン大統領と共に撤退か
トウシル / 2024年7月23日 10時31分
-
4小林製薬、会長と社長が辞任 紅こうじ問題の責任明確化
ロイター / 2024年7月23日 13時9分
-
5日本製鉄、中国宝山鋼鉄との自動車鋼板合弁解消へ
ロイター / 2024年7月23日 17時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)