日中首脳会談、様々な懸案ある中で安定的な関係構築を期待＝官房長官

松野博一官房長官は１７日、日中首脳会談を巡り、両国間には様々な懸案があるとしつつ、安定的な関係の構築を進めていくのが日本の立場だと述べた。写真は１６日、記者会見する松野氏（２０２３年　時事通信）

Ami Miyazaki

［東京　１７日　ロイター］ - 松野博一官房長官は１７日、日中首脳会談を巡り、両国間には様々な懸案があるとしつつ、安定的な関係の構築を進めていくのが日本の立場だと述べた。

会談は日本時間の同日午前に行われる、とした。

松野官房長官は閣議後の会見で「主張すべきは主張し、中国に責任ある行動を強く求め、共通の課題については協力する建設的かつ安定的な関係の構築を相互の努力で進めていくというのが日本の一貫した方針」だとし、そうした対応を進める会談にしたいとした。

会談で話し合われる具体的な内容については答えを控えた。

岸田文雄首相と中国の習近平国家主席はアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議に出席するため米国を訪問している。