ガザ状況、ＩＣＣに調査を要請 南アなど5カ国＝カーン主任検察官

国際刑事裁判所（ＩＣＣ）のカーン主任検察官は１７日、パレスチナ自治区ガザの状況を調査するよう５カ国から要請を受けたと明らかにした。ガザで１０月撮影（２０２３年　ロイター/Anas al-Shareef）

[アムステルダム １７日 ロイター] - 国際刑事裁判所（ＩＣＣ）のカーン主任検察官は１７日、パレスチナ自治区ガザの状況を調査するよう５カ国から要請を受けたと明らかにした。

要請したのは南アフリカ、バングラデシュ、ボリビア、コモロ、ジブチ。南アは「ＩＣＣがパレスチナの深刻な状況に緊急の注意を払うよう」調査を要請したと説明した。

ＩＣＣは２０１４年６月１３日以降に行われた戦争犯罪の疑いについて、パレスチナの状況の調査にすでに着手しているため、５カ国の要請の影響は限定的とみられる。

イスラム組織ハマスが実効支配するガザ地区に対する軍事作戦進めているイスラエルはＩＣＣに加盟していない。