イスラエルとハマスの「人質交換」呼びかけ、バーレーン皇太子
ロイター / 2023年11月18日 7時3分
[マナマ 17日 ロイター] - 中東バーレーンのサルマン皇太子は17日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによる「人質交換」を呼びかけた。実現すれば、衝突終結につながる可能性があるという見方を示した。
サルマン皇太子は「率直に対話する時だ」とし、ハマスに対してはガザで人質として拘束しているイスラエル人の女性や子どもの解放を、イスラエルに対しては収監しているパレスチナ人の女性や子どもの釈放を求めた。
さらに、ガザが「耐えがたい」状況になっているとし、10月7日にイスラエルへの攻撃を仕掛けたハマス、ガザへの空爆を展開するイスラエル双方を非難した。パレスチナ人の強制移住やイスラエルによるガザ再占領、ガザからイスラエルへの軍事的脅威などを紛争のレッドライン(超えてはならない一線)と述べた。
また、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」解決なしに安全保障は実現できず、その実現には米国の役割が不可欠という考えも示した。
バーレーンは2020年、米国の仲介の下、イスラエルとの
国交正常化で合意した。
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