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北朝鮮が短距離弾道ミサイル発射、日本のEEZ内への飛来確認されず

ロイター / 2024年5月17日 18時11分

 5月17日、韓国軍は北朝鮮が東岸の元山沖に短距離ミサイルを複数発発射したと発表した。 写真は北朝鮮の国旗。2022年7月代表撮影(2024年 ロイター)

Ami Miyazaki Jack Kim

[ソウル/東京 17日 ロイター] - 韓国軍は17日、北朝鮮が東岸の元山沖に短距離弾道ミサイルを複数発発射したと発表した。

米韓は前日、ステルス戦闘機の戦闘を想定した合同訓練を実施している。

韓国合同参謀本部はミサイル発射を挑発行為と非難。ミサイルが約300キロメートル飛行し、海に着弾したことを明らかにした。

林芳正官房長官は午後の会見で、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したとの韓国軍の発表は承知しているとした上で、「我が国の領域や排他的経済水域(EEZ)へのミサイルの飛来は確認されておらず、関係機関からの被害報告等の情報は確認されていない」と述べた。

政府としては、引き続き米国・韓国などとも緊密に連携しつつ、必要な情報の収集、分析を行い警戒監視に全力を挙げる、とした。

北朝鮮はここ数カ月、弾道ミサイル、巡航ミサイル、戦術ロケットを発射。防衛能力向上計画の一環だと説明している。国営メディアは北朝鮮軍が改良中の多連装ロケットシステムの試験を行っていると報じている。

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