7月英総選挙、保守党の議席激減か 世論調査で苦境さらに鮮明
ロイター / 2024年6月17日 12時3分
6月15日、7月4日に実施される英総選挙に向け、発表された3つの世論調査でスナク首相(写真)率いる与党・保守党の苦戦がさらに鮮明になった。写真はイタリアのサヴェッレトリで14日撮影(2024 ロイター/Alessandro Garofalo)
David Milliken
[ロンドン 15日 ロイター] - 7月4日に実施される英総選挙に向け、15日発表された3つの世論調査でスナク首相率いる与党・保守党の苦戦がさらに鮮明になった。
調査会社サバンタが英紙サンデー・テレグラフの依頼で12─14日に行った調査によると、スターマー党首率いる最大野党・労働党の支持率は46%と、5日前の前回調査から2ポイント上昇。一方、保守党は4%低下の21%にとどまった。
労働党が25ポイントリードするのは、減税案で金融市場の混乱を招いたトラス前政権以降で最大。
サバンタの政治調査部長クリス・ホプキンス氏は、保守党が今回の選挙で議席の大半を失う可能性があると指摘した。
サンデー・タイムズが発表したサベーションによる別の調査(5月31日─6月13日実施)は、保守党が下院(定数650)で獲得する議席が72と、200年近い党の歴史上最低にとどまる一方、労働党は456議席を獲得すると予想した。支持率は労働党が40%、保守党が24%、ナイジェル・ファラージ氏の右派ポピュリスト政党「リフォームUK」が12%だった。
日曜紙オブザーバーの依頼でオピニウムが12─14日に実施した調査でも、労働党の支持率が40%、保守党が23%、リフォームUKが14%となった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1中国ロケット落下や爆発相次ぐ 住宅街周辺、SNSに動画投稿
共同通信 / 2024年7月2日 20時39分
-
2「伊勢丹」に「モスバーガー」日本企業“中国撤退”の背景は? 「現地化」と「品質管理」で勝負するコンビニも
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 20時7分
-
3韓国9人死亡事故で運転手聴取 「車急発進」の根拠未確認と警察
共同通信 / 2024年7月2日 19時16分
-
4韓国の抗日団体、渋沢栄一の新一万円札に抗議「日帝植民地経済収奪の尖兵」「欺瞞的行為」
産経ニュース / 2024年7月2日 18時10分
-
5「大統領は今や法の上に立つ王だ」…連邦最高裁のリベラル派判事、トランプ氏の免責特権を一部認めた多数派批判
読売新聞 / 2024年7月2日 21時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください