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国債買い入れ減額、月2兆円が有力 利上げは秋以降=桜井元日銀審議委員

ロイター / 2024年6月17日 13時35分

 元日銀審議委員の桜井真氏は17日、ロイターのインタビューで、日銀が7月の金融政策決定会合で打ち出す国債買い入れの減額幅について、2024年度の国債発行予定額などを踏まえれば月2兆円が有力との見方を示した。写真は2016年4月、都内の日銀で撮影(2024年 ロイター/Yuya Shino)

Takahiko Wada Leika Kihara

[東京 17日 ロイター] - 元日銀審議委員の桜井真氏は17日、ロイターのインタビューで、日銀が7月の金融政策決定会合で打ち出す国債買い入れの減額幅について、2024年度の国債発行予定額などを踏まえれば月2兆円が有力との見方を示した。25年度に償還が急増することから、1兆円になる可能性もあるとした。政策金利の引き上げについては、住宅投資が弱いことから7月会合での決定は見送り、秋以降になるとの見通しを示した。

日銀は13―14日の決定会合で国債の買い入れ額を減らす方針を決め、次回7月の会合で今後1─2年の具体的な計画を決定するとした。

2021年3月末に審議委員を退任した桜井氏は、円安が進んだことで国債買い入れの減額が日銀の想定時期より早まったと解説。バランスシートの縮小に前倒しで取り組むことになったため、保有する上場投資信託(ETF)の取り扱いに関する検討も早まる可能性があると話した。

変動金利型の住宅ローンへの影響が大きい政策金利の引き上げは秋以降になると予想し、経済と物価が日銀の想定通りに進めば25年中にも0.5%まで上げる可能性があると述べた。

*記事の詳細はこの後送信します。新しい記事には見出しに「インタビュー」と表示します。

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