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元米政府高官の外交政策専門家を起訴、未登録で韓国政府の工作活動

ロイター / 2024年7月17日 9時20分

7月16日、米中央情報局(CIA)やホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)に在籍していた経歴を持つ外交政策専門家のスー・ミ・テリー氏(写真)が韓国政府の未登録工作員として活動し、その見返りに高級品などを受け取ったとして米国で起訴された。ニューヨークで2017年6月撮影(2024年 ロイター/Lucas Jackson)

Jonathan Stempel

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米中央情報局(CIA)やホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)に在籍していた経歴を持つ外交政策専門家のスー・ミ・テリー氏が韓国政府の未登録工作員として活動し、その見返りに高級品などを受け取ったとして米国で起訴された。

マンハッタンの連邦裁判所に提出された起訴状によると、被告は韓国の政策的立場を擁護し、情報当局者に米政府の非公開情報を提供し、政府当局者が米政府関係者と接触できるよう便宜を図った。

韓国情報当局者は見返りとして、高級ブランドのハンドバッグや高級レストランでの食事のほか、被告が運営する韓国問題に関する公共政策プログラムに3万7000ドル以上の資金を秘密裏に提供したとされている。

被告は現時点でコメント要請に応じていないが、弁護士は「これらの疑惑は根拠がなく、独立性と長年にわたる米国への貢献で知られる彼女の学者、ニュースアナリストとしての仕事を歪曲(わいきょく)するものだ」と述べた。

被告が工作活動を行っていたとされる期間に実際は韓国政府を厳しく批判していたとも指摘した。

被告は北朝鮮を含む東アジアと朝鮮半島の専門家で、現在は米外交問題評議会のシニアフェローを務めている。

同シンクタンクの広報担当者は被告を無給の休職処分としたことを明らかにし、捜査に協力すると述べた。

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