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原油先物は横ばい、需要巡る懸念で北海ブレント1カ月ぶり安値近辺

ロイター / 2024年7月17日 10時49分

原油先物価格は17日のアジア市場序盤の取引でほぼ横ばいとなっている。写真は2022年3月、米カリフォルニア州カーソンで撮影(2024年 ロイター/Bing Guan)

Shariq Khan

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 原油先物価格は17日のアジア市場序盤の取引でほぼ横ばいとなっている。北海ブレント先物は前日に付けた1カ月ぶり安値近辺で推移している。

中国の需要に対する懸念やドル高が相場を圧迫しているとアナリストは指摘する。北海ブレント先物 は0010GMT(日本時間午前9時10分)時点で0.11ドル(0.1%)下落し、1バレル=83.62ドル。米WTI先物 も0.11ドル(0.1%)安の80.65ドル。ブレント先物は前日6月17日以来の安値となる83.30ドルを付けた。

米石油協会(API)のデータを引用して市場関係者が明らかにしたところによると、7月12日までの週の米原油在庫は440万バレル減少した。ロイター調査では、アナリストは3万3000バレルの減少と予想していた。

地政学的リスクの高まりが原油価格を下支えしているとグローマーク・エナジーのアナリストは指摘する。

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