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スズキ、環境対応で四輪軽量化推進 軽・小型車向け電池も開発

ロイター / 2024年7月17日 12時22分

 7月17日、スズキは、環境対応に向けた技術戦略説明会を開き、今後投入する四輪車は安全性を向上させながら軽量化を推進すると発表した。写真は同社の鈴木俊宏社長。都内で昨年10月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

Maki Shiraki

[東京 17日 ロイター] - スズキは17日、環境対応に向けた技術戦略説明会を開き、今後投入する四輪車は安全性を向上させながら軽量化を推進すると発表した。また、軽自動車や小型車に合った電池、車の機能をソフトで更新できるSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)も独自に開発。高効率エンジン技術を軽自動車から小型車にも展開する。

鈴木俊宏社長は説明会で、「小さくて軽い車はエネルギーの極小化に大きく貢献できる」と説明。軽乗用車「アルト」の重量は現行の680キログラムから今後100キロ軽量化を目指すとした。

SDVに関しては、先行する米電気自動車(EV)専業テスラなどの車に搭載されている技術はスズキが手掛ける四輪には過剰であり、鈴木社長は「オーバースペックでやる必要はない」と語った。独自開発のSDVを搭載した車両の投入時期については明言を避け、「タイミングを見ながら、準備だけは進めておく。技術の引き出しの詰め物は蓄えておく」と述べた。

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