1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

米亡命の中国人実業家に有罪評決、フォロワーから数億ドル詐取

ロイター / 2024年7月17日 12時38分

 7月16日、米国に亡命している中国人実業家で、中国共産党政権を批判してきた郭文貴被告が、ソーシャルメディア上のフォロワーから数億ドルをだまし取った罪で有罪評決を受けた。写真は郭文貴被告の法廷スケッチ。米ニューヨーク州で昨年3月撮影(2024 ロイター/Jane Rosenberg)

Luc Cohen

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米国に亡命している中国人実業家で、中国共産党政権を批判してきた郭文貴被告が16日、ソーシャルメディア上のフォロワーから数億ドルをだまし取った罪で有罪評決を受けた。

12件の罪状のうち、電信詐欺を含む9件で有罪となった。刑期は数十年に及ぶ可能性がある。米裁判所は量刑言い渡し期日を11月19日に設定した。

マンハッタンの連邦検察当局によると、不動産王だった郭被告は2018年から23年にかけ、一連の投資・仮想通貨スキームに参加すれば損をしないとフォロワーに保証し、10億ドル以上を集めた。何千人ものフォロワーが被害を受け、詐取した金はニュージャージー州の豪邸、高級車、ヨットなどのぜいたく品に使われたという。

弁護人は先週の最終弁論で「郭氏は金のことなど気にしていなかった。彼は(反中国共産党)運動のことを気にしていた」と訴えていた。

一方、検事は「少なくとも彼が反中国共産党運動を愛した理由の一つはそれが彼の個人的な『貯金箱』だったからだ」と主張した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください