トランプ氏銃撃、大統領警護隊の対応巡り調査 国土安保省監察官

米国土安全保障省の監察官は、トランプ前大統領が銃撃されたペンシルベニア州バトラーでの選挙集会を巡るシークレットサービス（大統領警護隊）の対応について調査している。写真は１３日のペンシルベニア州の選挙集会中に銃撃されたトランプ氏（２０２４年　ロイター／Brendan McDermid）

Jasper Ward　Kanishka Singh

[ワシントン １６日 ロイター] - 米国土安全保障省の監察官は、トランプ前大統領が銃撃されたペンシルベニア州バトラーでの選挙集会を巡るシークレットサービス（大統領警護隊）の対応について調査している。

１３日の銃撃事件を受けて会場の警備体制に批判が高まり、トランプ氏が演説していた場所を直接見渡せる近くの屋上に容疑者がなぜアクセスできたのか深刻な懸念が浮上している。

監察官室のウェブサイトによると、調査ではこの集会の安全を確保するためにシークレットサービスが取った手続きを検証する。

バイデン大統領は１４日、トランプ氏の警備体制見直しを指示したと明らかにした。共和党議員も早期に調査を行う考えを示している。