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バイトダンスのゲートキーパー指定は妥当、裁判所がEUの決定支持

ロイター / 2024年7月17日 19時58分

欧州連合(EU)の一般裁判所は17日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国のバイトダンスをインターネットの「ゲートキーパー」に指定した欧州委員会の決定を支持する判断を示した。上海で昨年7月撮影。(2024年 ロイター/Aly Song/File Photo)

Foo Yun Chee

[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)の一般裁判所は17日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国のバイトダンスをインターネットの「ゲートキーパー」に指定した欧州委員会の決定を支持する判断を示した。

EUデジタル市場法(DMA)の下でゲートキーパーに指定された大手IT(情報技術)企業は厳しい規制の対象となる。米アルファベット、アマゾン、アップル、ブッキング・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフトもゲートキーパーに指定されている。

バイトダンスは確固たる地位を築いていないティックトックのような新規参入企業から主要企業を守ることでDMAの目標が損なわれる恐れがあると主張し、異議を唱えていた。

しかし一般裁はバイトダンスが十分な論拠を示していないとして退けた。

同社は世界市場での価値やEU内のティックトックのユーザー数といったDMAの量的基準を満たしていると指摘した。またティックトックの人気が急上昇し、競合のメタやアルファベットと肩を並べるようになったとの見解を示した。

バイトダンスはEUの最高裁に相当する欧州司法裁判所に上訴できる。

バイトダンスの広報担当者は一般裁の判断に失望していると述べた。「次のステップについてはこれから検討するが、DMAの関連義務を順守するための措置は昨年3月の期限の前にすでに講じている」と説明した。

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