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中国、米との核軍備協議を中止 台湾への武器売却に抗議

ロイター / 2024年7月18日 4時14分

中国外務省は17日、米国との核軍備の管理を巡る協議を中止したと発表した。2023年4月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ワシントン 17日 ロイター] - 中国外務省は17日、米国との核軍備の管理を巡る協議を中止したと発表した。米国の台湾への武器売却に対する抗議とした。

中国外務省の林剣副報道局長は定例記者会見で、ここ数カ月の米国による台湾への度重なる武器売却で「軍備管理協議の継続に向けた政治的雰囲気が深刻に損なわれた」とし、「中国は米国との軍備管理と核不拡散に関する新たな協議を延期すると決定した。責任は完全に米国にある」と述べた。

その上で、中国は国際的な軍備管理について意思疎通を維持する意向を持っているとし、「米国は中国の核心的な利益を尊重し、対話に必要な条件を整えなくてはならない」と述べた。

米国務省のマシュー・ミラー報道官は記者団に対し、中国は二国間関係に課題がある限り軍備管理交渉を進めることはできないと主張することで、ロシアの先例に従っていると指摘。こうしたアプローチで戦略的安定性が損なわれ、軍拡競争のリスクが高まると述べた。

同時に、中国と共に具体的なリスク削減策を策定し、実施していくことにオープンな姿勢を示した。

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