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米国株式市場=S&Pとナスダック大幅安、半導体株の急落重し

ロイター / 2024年7月18日 6時55分

米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が大幅安となった。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が大幅安となった。米中貿易摩擦の激化懸念を背景に半導体株が急落した。    

一方、ダウ工業株30種は上昇し、3日連続で終値ベースの最高値を更新した。

バイデン政権が中国に対して厳しい貿易制限を検討しているとの報道を受け半導体株が売られ、フィラデルフィア半導体指数は6.8%下落し、2020年3月以来最大の下げとなった。

エヌビディアやアップルなど「マグニフィセント7」の下落によりナスダックは2.8%下落。S&P総合500種も1.4%下げた。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やユナイテッドヘルス・グループが上昇した。J&Jは第2・四半期決算で収益が予想を上回った。

半導体株の軟調にもかかわらずインテルは上昇した。

シンプリファイ・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、マイケル・グリーン氏は「(売りは)半導体分野への圧力によって引き起こされており、それが小型株にまで及んでいる」と述べた。

「米国は(中国に対する)取り締まり強化について議論を進めている」とし、「これまで無視されてきた(株式市場の)多くの分野で差別的な買いが行われている」と指摘した。

米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動は大多数の地域で小幅から控えめなペースで拡大を維持したとの認識を示した。

ホライゾン・インベストメント・サービスのチャック・カールソン最高経営責任者(CEO)は「経済はソフトランディングの軌道に乗っているようだ。景気に敏感な株を買うべきだ」と語った。

金融市場は9月の利下げ開始確率を93.5%織り込んでいる。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.39対1の比率で上回った。ナスダックでも1.66対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は124億7000万株。直近20営業日の平均は117億4000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 41198.08 +243.60 +0.59 40862.57 41221.98 40849.71

前営業日終値 40954.48

ナスダック総合 17996.93 -512.42 -2.77 18188.19 18223.24 17972.87

前営業日終値 18509.34

S&P総合500種 5588.27 -78.93 -1.39 5610.07 5622.49 5584.81

前営業日終値 5667.20

ダウ輸送株20種 16071.97 -227.01 -1.39

ダウ公共株15種 954.17 +13.65 +1.45

フィラデルフィア半導体 5408.71 -395.32 -6.81

VIX指数 14.48 +1.29 +9.78

S&P一般消費財 1544.32 -28.23 -1.80

S&P素材 578.65 -1.16 -0.20

S&P工業 1070.81 -14.06 -1.30

S&P主要消費財 843.66 +11.91 +1.43

S&P金融 729.29 +6.17 +0.85

S&P不動産 256.58 +2.05 +0.80

S&Pエネルギー 713.37 +7.65 +1.08

S&Pヘルスケア 1754.45 +8.44 +0.48

S&P通信サービス 303.33 -6.47 -2.09

S&P情報技術 4363.62 -168.58 -3.72

S&P公益事業 356.08 +0.13 +0.04

NYSE出来高 10.53億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 40295 - 785 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 40240 - 840 大阪比

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