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NY外為市場=円、一時156.09円に急伸 新たな介入観測広がる

ロイター / 2024年7月18日 6時32分

ニューヨーク外為市場では円が対ドルで急伸し、日本当局が新たな介入に踏み切ったとの観測が広がった。2010年9月撮影(2024年 ロイター/Yuriko Nakao)

[ニューヨーク 17日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では円が対ドルで急伸し、日本当局が新たな介入に踏み切ったとの観測が広がった。

終盤の取引で、ドルは対円で156.25円。一時、6月12日以来の安値となる156.09円に沈んだ。   

円は先週11日─12日に38年ぶりの安値となる1ドル=161.96円から急騰。当局が2日続けての市場介入で円安抑止に動いたとみられている。

コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は、現時点では実際に介入が行われているかどうかの判断は難しく、「介入を示唆するフローデータは見られない」と述べた。

主要通貨に対するドル指数も0.43%安の103.76。複数の連邦準備理事会(FRB)当局者が17日、利下げ時期が近づいていると示唆したことも材料視された。

ユーロは0.37%高の1.0937ドル。欧州中央銀行(ECB)は18日に理事会を開く。市場では追加利下げ時期に関する手がかりを得ようと、ラガルドECB総裁の発言が注視される。    

ポンド/ドルは0.32%高の1.3006ドル。一時、1年ぶりの高値となる1.3044ドルまで上昇した。

英国立統計局(ONS)が17日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.0%上昇し、伸び率は5月から横ばいとなった。基調的な物価上昇圧力は依然として強く、イングランド銀行(英中央銀行)が来月、2020年以来の利下げに踏み切るとの観測が後退した。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.21%安の6万4556.03ドル。イーサも0.56%安の3420.38ドルとなった。

ドル/円 NY終値 156.16/156.19

始値 156.73

高値 156.79

安値 156.07

ユーロ/ドル NY終値 1.0937/1.0941

始値 1.0930

高値 1.0947

安値 1.0925

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