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米軍、ガザ支援物資搬入の桟橋運用を終了 稼働わずか20日

ロイター / 2024年7月18日 8時34分

7月17日、 米軍はパレスチナ自治区ガザに海上から支援物資を運び込むためにガザ沿岸に設置した浮桟橋の運用を終了したと発表した。写真は使用中の浮桟橋。6月撮影(2024年 ロイター/Amir Cohen)/File Photo

Phil Stewart Idrees Ali

[ワシントン 17日 ロイター] - 米軍は17日、パレスチナ自治区ガザに海上から支援物資を運び込むためにガザ沿岸に設置した浮桟橋の運用を終了したと発表した。

バイデン大統領は3月に浮桟橋の設置を発表。5月には桟橋を経由してガザ地区への援助物資の輸送が開始された。ただ、悪天候と物資供給の難しさにより実質的な稼働は約20日にとどまった。

米中央軍副司令官のクーパー海軍中将は会見で「桟橋を使った海上任務は完了した。そのため、桟橋を使用する必要はなくなった」と述べた。

援助物資の分配作業は今後、イスラエルのアシュドッド港に移されるとし、現在キプロスもしくは船上にある援助物資が数日中にアシュドッドに運ばれる予定だと語った。

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