トランプ氏、暗殺未遂後も予定通り遊説へ 全て屋内会場

　９月１６日、米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は、暗殺未遂とみられる事件に再び巻き込まれたものの、今週は予定通り遊説などを行う方針だ。ラスベガスで１３日撮影（２０２４年　ロイター/Piroschka Van de Wouw）

Gram Slattery　Alexandra Ulmer

[ワシントン １６日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は、暗殺未遂とみられる事件に再び巻き込まれたものの、今週は予定通り遊説などを行う方針だ。陣営が１６日に明らかにした。

関係筋によると、同日夜には自身の邸宅「マールアラーゴ」で仮想通貨ビジネス発表イベントを実施するほか、１７日にはミシガン州フリントでタウンホール、１８日にはニューヨークで集会をそれぞれ開く。２１日にはノースカロライナ州でも集会を開くという。全て屋内会場で行われる。

事件を巡り、トランプ氏はＦＯＸニュースとのインタビューで、容疑者の男は民主党員の「非常に扇動的な言葉」を受けて行動したと根拠なく主張。交流サイト（ＳＮＳ）には「この共産主義左派のレトリックのせいで、銃弾が飛び交い、それは悪化する一方だ！」と投稿した。