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暴力行為正当化できず、官房副長官「トランプ氏無事で安心」

ロイター / 2024年9月17日 10時50分

Ami Miyazaki

[東京 17日 ロイター] - 森屋宏官房副長官は17日、閣議後の会見で、トランプ前米大統領の暗殺未遂事件に関して、暴力行為はいかなる理由があっても正当化できるものではない、との見解を示した。トランプ氏が無事との報に接し安心しているとも話した。

関連して自民党総裁選挙を控える国内での要人警護について、「警察と主催者、施設管理者が連携を図り、国民の理解と協力を得ながら安全確保に向けた取り組みを進めていくことが重要」と述べた。

米国では15日、大統領選挙の共和党候補トランプ氏がプレーしていたゴルフ場の近くで銃を持った人物が目撃され、大統領警護隊が発砲する暗殺未遂事件が起きた。

森屋副長官は、日本でも安倍晋三元首相に対する銃撃事件や岸田文雄首相に対する爆発物使用襲撃事件を経験しており、こうした事件への反省、教訓を踏まえて警護対象者や聴衆の安全確保の取り組みを進めてきたと説明した。

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