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ウクライナの長距離ミサイル使用可否、各加盟国の判断=NATO事務総長

ロイター / 2024年9月17日 13時38分

 9月16日、北大西洋条約機構(NATO)の ストルテンベルグ事務総長は、ウクライナがロシア領内への攻撃に長距離ミサイルを使用することについての協議を歓迎するとしたうえで、使用の可否は各加盟国が判断する必要があると述べた。写真はワシントンで7月撮影(2024年 ロイター/Nathan Howard)

[ロンドン  16日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)の ストルテンベルグ事務総長は16日、ウクライナがロシア領内への攻撃に長距離ミサイルを使用することについての協議を歓迎するとしたうえで、使用の可否は各加盟国が判断する必要があると述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領はかねて、ロシアの攻撃能力を弱めるために西側提供の長距離ミサイルを使用できるよう要請している。

英国のスターマー首相とバイデン米大統領は13日の会談でこの問題を協議したが、決定に関する発表はなかった。

ストルテンベルグ氏はLBCラジオに「私はこれらの進展と決定を歓迎するが、最終的な決定は個々の同盟国が行うことだ。同盟国によって方針は異なる」と述べた。

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナに長距離ミサイル使用を認めれば、西側諸国はロシアと直接戦うことになると述べている。

ロシアの報復の可能性について問われたストルテンベルグ氏は「戦争にリスクのない選択肢はない」と指摘。「しかし、われわれ、英国、NATOにとって最大のリスクは、プーチン大統領がウクライナ戦争で勝利することだと私は信じている」と語った。

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