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イスラエル、戦争目標に北部住民の帰還追加 国防相交代観測浮上

ロイター / 2024年9月17日 18時37分

 イスラエルは9月16日の安全保障閣議でパレスチナ自治区ガザでの戦争の目標に、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとの交戦で避難を強いられた北部住民の安全な帰還を追加することを決めた。写真はイスラエルのネタニヤフ首相。エルサレムで4日代表撮影(2024年 ロイター)

Maayan Lubell

[エルサレム 17日 ロイター] - イスラエルは16日の安全保障閣議でパレスチナ自治区ガザでの戦争の目標に、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとの交戦で避難を強いられた北部住民の安全な帰還を追加することを決めた。首相府が17日発表した。

首相府によると、戦争の目標に「北部の住民を安全に帰還させること。イスラエルはこの目的を達成するために行動を続ける」という文言を追加した。

安保閣議終了直後、イスラエルの放送局は、ガラント国防相をサール元司法相と交代させる人事についてネタニヤフ首相とサール氏が最終合意に近づいていると報じた。

ガラント氏は、パレスチナ組織ハマスがガザで拘束しているイスラエル人人質とパレスチナ人囚人の交換を含む停戦を推進。一方、サール氏はここ数カ月、政府の戦争政策に批判的で、イランを含むイスラエルの敵に対して断固とした行動をとるべきだと主張し、ガザ停戦に向けたハマスとの取引を批判的な立場を取っている。

ネタニヤフ氏は、4議席を有するサール氏の会派が連立政権に加わることで政治的立場を強化できる。

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