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レバノンで通信機器爆発、ヒズボラ戦闘員ら8人死亡 3000人弱負傷

ロイター / 2024年9月18日 0時57分

レバノンで17日、同国に拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラの戦闘員らが通信のために利用している小型の無線端末機の爆発が相次ぎ、数百人が重傷を負った。同日撮影(2024年 ロイター/Aziz Taher)

Laila Bassam

[ベイルート/ドバイ 17日 ロイター] - レバノン全土で17日、同国に拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラの戦闘員らが利用している小型の通信機器の爆発が相次いだ。レバノンのアビアド保健相によると、少なくとも8人が死亡し、約2750人が負傷した。このうち200人が重傷という。

レバノンの治安機関は、首都ベイルートの南部郊外を含む全土で多数の無線通信端末が爆発したと発表。ヒズボラは戦闘員2人を含む少なくとも3人の死亡を確認した。3人目の死亡者は少女だとしている。

イランのファルス通信は、レバノン駐在のイラン大使が爆発で軽傷を負ったと報道。病院で診察を受けているという。ロイターはこの報道を独自に確認できていない。

最初の爆発は現地時間午後3時45分ごろに発生。その後、一連の爆発が約1時間にわたり続いた。通信機器がどのようにして爆発したのかは現時点で不明。複数の治安筋によると、爆発した通信機器はヒズボラがここ数カ月に導入した最新モデルだった。

ヒズボラ幹部は、今回の小型無線端末の爆発はイスラエルとの紛争が拡大した過去約1年で「最大の安全保障上の侵害」と非難。この件に関して、イスラエル軍からコメントは得られていない。

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