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米国株式市場=S&P伸び悩み、FOMCに注目

ロイター / 2024年9月18日 6時45分

米国株式市場はほぼ変わらずで取引を終えた。7月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Chuck Mikolajczak

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ変わらずで取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を18日に控え、取引時間中の最高値を付けたS&P総合500種は上げ幅を縮小した。ダウ工業株30種も値を消した。

直近の経済統計により米経済の急減速懸念が和らぎ、S&P総合500種は序盤に5670.81を付けた。

17日発表の8月の小売売上高は前月比0.1%増と、エコノミスト予想(0.2%減)に反しプラスとなった。経済が第3・四半期も底堅く推移している様子を示唆した。

CMEのフェドウォッチによると、市場は米連邦準備理事会(FRB)が今回のFOMCで50ベーシスポイント(bp)の利下げを行う可能性を65%織り込んでいる。利下げ幅を巡り市場予想はここ数日変化している。先週時点で50bpの利下げ確率はわずか34%だった。

マイクロソフトは0.88%上昇し、S&P総合500種を押し上げた。取締役会が600億ドル規模の自社株買いを承認し、四半期配当を10%引き上げたことが好感された。

ダウ平均株価は2日連続で場中の最高値を更新した。低金利の恩恵を受ける可能性が高い小型株のラッセル2000指数は0.74%上昇した。

原油価格の上昇に支えられエネルギーセクターは1.41%上昇、 S&Pの主要11セクターの中で上げが目立った。一方、ヘルスケアは1.01%下落した。

インテルは2.68%高。アマゾン・ドット・コムのクラウドサービス部門と契約したことが好感された。アマゾンも1.08%上昇した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.55対1の比率で上回った。ナスダックでも1.25対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は102億3000万株。直近20営業日の平均は107億4000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 41606.18 -15.90 -0.04 41723.78 41835.28 41470.69

前営業日終値 41622.08

ナスダック総合 17628.06 +35.93 +0.20 17707.02 17781.74 17544.64

前営業日終値 17592.13

S&P総合500種 5634.58 +1.49 +0.03 5655.51 5670.81 5614.05

前営業日終値 5633.09

ダウ輸送株20種 16013.77 +171.47 +1.08

ダウ公共株15種 1059.33 -1.68 -0.16

フィラデルフィア半導体 4912.10 +1.66 +0.03

VIX指数 17.61 +0.47 +2.74

S&P一般消費財 1551.35 +9.51 +0.62

S&P素材 588.70 +0.94 +0.16

S&P工業 1113.39 +5.75 +0.52

S&P主要消費財 891.56 -8.38 -0.93

S&P金融 751.32 +3.82 +0.51

S&P不動産 280.85 -2.39 -0.84

S&Pエネルギー 668.88 +9.29 +1.41

S&Pヘルスケア 1808.70 -18.53 -1.01

S&P通信サービス 301.84 +1.22 +0.41

S&P情報技術 4242.75 -3.97 -0.09

S&P公益事業 399.12 -0.33 -0.08

NYSE出来高 8.54億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 36580 + 570 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 36410 + 400 大阪比

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