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インスタグラムの未成年利用者、メタがプライバシー保護強化へ

ロイター / 2024年9月18日 7時24分

9月17日、米メタは、ソーシャルメディアが若者の心身に悪影響を及ぼしているとの懸念が高まっている事態を受け、18歳未満のインスタグラム利用者のアカウントのプライバシー保護強化に向けた対策を講じると発表した。写真はムンバイで2023年9月撮影(2024年 ロイター/Francis Mascarenhas)

[17日 ロイター] - 米メタは17日、ソーシャルメディアが若者の心身に悪影響を及ぼしているとの懸念が高まっている事態を受け、18歳未満のインスタグラム利用者のアカウントのプライバシー保護強化に向けた対策を講じると発表した。

今後米国、英国、カナダ、オーストラリアで60日以内、欧州連合(EU)域内で年内、全世界でも来年1月には、これらのアカウントを自動的に「ティーンアカウント」に指定し、初期設定でプライバシー保護措置を設ける。

対象アカウントの利用者は、フォロー相手もしくは既に接続している先としかメッセージやタグのやり取りができず、暴力や性などの「センシティブ」なコンテンツは最も制限が厳しくなる。

16歳未満の利用者は親の許可なしに初期設定の変更は不可能。親は子どもが誰とやり取りしているか監視し、アプリ使用の制限もできる。

メタのフェイスブックやインスタグラム、中国系動画投稿サイトのTikTok(ティックトック)などはいずれも13歳以上の利用が可能だが、未成年によるSNS依存が問題視され、こうしたプラットフォーム運営企業に対して責任を追及する訴訟が相次いでいる。

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