バイデン氏、計18億ドル超のハリケーン復旧支援承認 追加も要請

　米ホワイトハウスは１０月１６日、ハリケーン「へリーン」と「ミルトン」の被災地に対し、バイデン政権がこれまでに１８億ドルを超える復興予算を承認したと明らかにした。左はバイデン大統領。１３日、フロリダ州で撮影（２０２４年　ロイター/Elizabeth Frantz）

Trevor Hunnicutt

［ワシントン　１６日　ロイター］ - 米ホワイトハウスは１６日、ハリケーン「へリーン」と「ミルトン」の被災地に対し、バイデン政権がこれまでに１８億ドルを超える復興予算を承認したと明らかにした。

南東部の各州は２週にわたりハリケーンが相次ぎ襲来して広範囲で壊滅的な被害を受け、復興までに長期間を要するとみられている。

バイデン氏は、一時避難所や水の提供、がれき撤去、電力復旧などの費用に対する住民や自治体の負担を支援するため、連邦政府による補助を承認。現在８０００人の連邦政府職員が現地で復旧支援に当たっている。

また、１１月５日の大統領選後まで休会中の議会に対し、追加の災害救援承認を行うよう求めた。