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原油先物は反発、米原油在庫が予想外に減少

ロイター / 2024年10月17日 11時20分

アジア時間の原油先物は上昇し、過去2営業日にわたる大幅な下げの一部を回復している。米原油在庫が予想外に減少したことが背景。写真は2022年8月、ロシアのナホトカで撮影(2024年 ロイター/Tatiana Meel)

Florence Tan

[シンガポール 17日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇し、過去2営業日にわたる大幅な下げの一部を回復している。米原油在庫が予想外に減少したことが背景。

0023GMT(日本時間午前9時23分)時点で、北海ブレント先物は0.45ドル(0.6%)高の1バレル=74.67ドル、米WTI原油先物も0.45ドル(0.6%)高の70.84ドル。

前日はともに続落し、10月2日以来の安値を付けていた。週間では6─7%下落している。石油輸出国機構(OPEC)と国際エネルギー機関(IEA)が2024年と25年の需要見通しを下方修正したことを受けた。

イスラエルによるイランへの報復攻撃によって石油供給が影響を受けるという懸念が後退しリスクプレミアムが低下したことも相場を圧迫している。

IGの市場アナリスト、トニー・シカモア氏は「われわれは今、2つの要因に注目している。一つ目は中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会による財政刺激策の詳細と規模の発表。二つ目はイスラエルによるイランへの対応だ」と指摘。これらの要因が原油相場の上昇につながる可能性があるとの見方を示した。

市場筋によると、米石油協会(API)が16日発表した11日までの週の石油在庫統計では原油と燃料の在庫が減少した。原油在庫は158万バレル減と、ロイターがまとめたアナリスト予想の約180万バレル増に反して減少した。

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