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午後3時のドルは横ばい149円半ば、中国支援策にも反応限定

ロイター / 2024年10月17日 15時38分

 10月17日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から横ばいの149円半ばで取引されている。写真は米ドル紙幣。2021年11月撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)

Shinji Kitamura

[東京 17日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から横ばいの149円半ばで取引されている。中国では不動産市場の追加支援策が発表されたが、主要株価指数に目立った反応はなく、主要通貨への影響も限られた。

中国当局の発表を受けて不動産株指数が下げ幅を広げると、ドルは149円半ばから前半へ一時下落したが、上海総合指数はほぼ横ばいが続き、ドルも午後になると緩やかに切り返した。

中国が発表した追加策は、住宅購入にあたり受けられる銀行融資の対象と規模の拡大が柱。市場の評価は割れている。

ソシエテ・ジェネラルは「住宅セクターを早期安定化させる可能性が高まる」と顧客向けのリポートで指摘した。ゴールドマン・サックスは「不動産セクターは多くの構造課題を抱えており、住宅在庫の削減に向けた支援もまだ限られている。セクター全体が抱える問題に対する迅速な解決策はまだ見当たらない」と厳しい見方を示した。

豪ドルは朝方の99円半ばから100円前半へ上昇した。9月の就業者数が予想を大きく上回ったことが手がかりとなった。豪金利先物市場が織り込む12月の利下げ確率は、発表前の46%から30%へ低下した。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 149.51/149.52 1.0854/1.0855 162.28/162.29

午前9時現在 149.56/149.57 1.0858/1.0859 162.41/162.42

NY午後5時 149.62/149.65 1.0862/1.0863 162.53/162.56

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