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米小売売上高、9月は0.4%増 予想上回る

ロイター / 2024年10月18日 0時35分

米商務省が17日発表した9月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%増と、エコノミスト予想の0.3%増を若干上回り、第3・四半期も経済が力強い成長を維持したとの見方を裏付けた。写真はイリノイ州シカゴで2023年11月撮影(2024年 ロイター/Vincent Alban)

[ワシントン 17日 ロイター] - 米商務省が17日発表した9月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%増と、エコノミスト予想の0.3%増を若干上回った。ガソリン価格の下落により消費者が飲食店での支出を増やしたとみられ、第3・四半期も経済が力強い成長を維持したとの見方を裏付けた。

8月は0.1%増と前回発表から改定されなかった。9月の前年同月比は1.7%増だった。

LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏は「9月の堅調な個人消費は、7─9月期の経済成長がトレンドをしっかりと上回っていたことを示している。米連邦準備理事会(FRB)は11月と12月に0.25%ポイントの利下げを行う可能性が高いというのが基本シナリオだ」と述べた。

自動車、ガソリン、建築資材、食品サービスを除く小売売上高は0.7%増、前月は0.3%増で改定されなかった。

サービス部門として小売統計に唯一含まれる飲食店は1.0%増加した。8月は0.5%増だった。エコノミストは外食を家計の重要な指標とみなしている。

衣料品は8月の0.8%減から1.5%増に回復した。オンライン売上高は0.4%増加。食料品は1.0%、総合小売は0.5%、建築資材・園芸用品は0.2%増加した。スポーツ用品、趣味、楽器、書籍も増加した。

一方、電気・電化製品は3.3%減、家具は1.4%減となった。

自動車は変わらず。ガソリンスタンドは価格下落を反映して1.6%減となった。

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