富士ソフト創業者、ベイン案への賛同要求 買収巡り会社に意見書
ロイター / 2024年10月18日 7時59分
Ami Miyazaki
[東京 18日 ロイター] - 富士ソフトの創業者で、大株主の野沢宏氏は17日、同社に買収提案をしている米投資ファンドのベインキャピタルとKKRのうち、ベイン案への賛同と株式公開買い付け(TOB)への応募推奨意見を出すよう同社に求める意見書を公表した。
KKRの買い付け価格より高いベインキャピタルの提案は「株主共同の利益に資するのは誰の目から見ても明白」だとし、KKRのTOBに対する賛同は取り下げるべきとしている。
取締役会がベインの提案に賛同表明せず、結果としてベインのTOBを開始させないことは「取締役の善管注意義務違反に該当し、株主共同の利益に明らかに反する」とした。
ベインは11日、同社に対して法的拘束力のある買収案を提示、これに対し富士ソフトは真摯(しんし)に検討するとのコメントを発表した。
ベインのTOB価格は1株9450円で、KKRの8800円を7.3%上回る。KKRは9月5日にTOBを開始。富士ソフトは賛同を表明していた。
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