米大統領補佐官、AUKUS擁護 トランプ政権下でも継続を確信
ロイター / 2024年12月17日 13時21分
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は、米英豪3カ国による安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」の下で進める原子力潜水艦の建造について、豪州とのパートナシップは米国の利益になると発言、これはトランプ次期大統領が何度も口にしている「負担の分担」だと述べた。写真は8月、北京の米国大使館で記者会見するサリバン氏(2024年 ロイター/Tingshu Wang)
Kirsty Needham
[シドニー 17日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、米英豪3カ国による安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」の下で進める原子力潜水艦の建造について、豪州とのパートナシップは米国の利益になると発言、これはトランプ次期大統領が何度も口にしている「負担の分担」だと述べた。
17日公表された豪シンクタンク「ローウィー研究所」とのインタビューで述べた。
サリバン氏はAUKUSがインド太平洋地域で米国の抑止力向上につながるほか、豪州が米国の産業基盤に貢献していると指摘。AUKUSがトランプ次期政権でも継続されると確信していると述べた。
AUKUSは2021年に立ち上げた枠組み。豪州にとって最大の国防プロジェクトで、2055年までに3680億豪ドル(2450億ドル)を投じる。米国からバージニア級潜水艦を購入するほか、英国と豪州で新型の原子力潜水艦を建造する。
サリバン氏は「米国は負担を分担することで利益を得ている。これはまさにトランプ氏が何度も口にしていることだ」と述べた。
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