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トランプ氏、アイオワ紙に名誉棄損訴訟 大統領選世論調査巡り

ロイター / 2024年12月18日 1時13分

トランプ次期米大統領は、名誉を傷つけられたとして、米中西部アイオワ州地元紙デモイン・レジスターと同紙の主要世論調査会社を相手取り訴訟を起こした。2017年6月撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ニューヨーク 17日 ロイター] - トランプ次期米大統領は、名誉を傷つけられたとして、米中西部アイオワ州地元紙デモイン・レジスターと同紙の主要世論調査会社を相手取り訴訟を起こした。FOXニュースが17日報じた。

FOXによると、11月2日に公表された大統領選に向けた世論調査で、同紙と世論調査会社J・アン・セルザー社による「大胆な選挙介入の責任」を追及する内容という。同世論調査では、アイオワ州で民主党のハリス大統領候補がトランプ氏を13%ポイントリードしていた。

デモイン・レジスターの親会社である米新聞大手ガネットも訴訟の対象という。ガネットの代表は、同社の報道内容に責任を持ち、訴訟には根拠がないという認識を示した。

トランプ氏は16日、デモイン・レジスターの世論調査について「不正で、選挙への干渉だった」という考えを示した上で「多額の費用がかかるが、報道を正さなければならない」とし、訴える構えを示していた。

トランプ氏は米ABCニュースに対しても名誉毀損で訴訟を起こしていた。トランプ氏の女性作家に対する性的暴行疑惑を巡る民事訴訟について看板司会者が放送中に発した発言によって名誉を傷つけられたと主張していた。ABC側は15000万ドルを寄付することで同意し、14日に和解が成立した。

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