リオ・ティント、第2四半期に鉄鉱石出荷が増加 中国で需要回復
ロイター / 2020年7月17日 14時18分
7月17日、リオ・ティントは、第2・四半期の鉄鉱石の出荷が前年比1.5%増加したと発表した。写真はリオ・ティントのロゴ。米カリフォルニア州ボロンで2019年11月撮影(2020年 ロイター/Patrick T. Fallon
[17日 ロイター] - リオ・ティント
第2・四半期の鉄鉱石出荷は8670万トン。前年同期の8540万トンから増加し、市場予想の8410万トンを上回った。
UBSのアナリスト、グリン・ロークック氏は「鉄鉱石や、銅、アルミニウムなど、全ての需要が予想通りか、もしくはそれ以上だった」と指摘した。
世界経済の低迷にも関わらず、年初からの鉄鉱石の需要は堅調を維持している。新型コロナウイルスの景気への影響を和らげるため、中国がインフラ整備事業を拡大していることが背景にある。
ジーン・セバスチャン・ジャックス最高経営責任者(CEO)は「堅調な価格設定環境において我々の鉄鉱石部門は好調で、2020年のガイダンスを達成できる見通しだ」と説明した。
鉄鉱石はリオ・ティントの基調的利益の約80%を占める。
第2・四半期には中国で需要が改善し、建設やインフラ部門が好調だったと指摘。ただ、新型コロナの感染第2波が引き続き先進国経済へのリスクだとの見方を示した。
第2・四半期の銅生産は前年比3%減の13万2800トンで、アナリスト予想の11万4000トンを上回った。
鉄鉱石生産は8320万トンで、前年比4%増加。ボーキサイトの生産は9%増の1460万トン、アルミニウムの生産は2%減の78万5000トンだった。
*内容を追加しました。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1コメが品薄、価格が高騰 米穀店や飲食店直撃「ここまでとは」
産経ニュース / 2024年7月21日 17時41分
-
2システム障害、世界で余波続く=欠航、1400便超
時事通信 / 2024年7月21日 22時45分
-
3円安は終わり?円高反転4つの理由。どうなる日経平均?
トウシル / 2024年7月22日 8時0分
-
4ウィンドウズ障害、便乗したフィッシング詐欺のリスク高まる…復旧名目に偽メール・偽ホームページ
読売新聞 / 2024年7月22日 0時0分
-
5なぜユニクロは「着なくなった服」を集めるのか…「服屋として何ができるのか」柳井正氏がたどり着いた答え
プレジデントオンライン / 2024年7月22日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)