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ツイッター、アカウント乗っ取り前にセキュリティー責任者探し強化

ロイター / 2020年7月17日 10時0分

 短文投稿サイトのツイッター<TWTR.N>は、著名人のアカウントが乗っ取られたことを15日に公表するまで数週間にわたり最高情報セキュリティー責任者(CISO)探しを強化していた。2019年11月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[16日 ロイター] - 短文投稿サイトのツイッター は、著名人のアカウントが乗っ取られたことを15日に公表するまで数週間にわたり最高情報セキュリティー責任者(CISO)探しを強化していた。事情に詳しい関係筋2人がロイターに明らかにした。

米民主党の大統領候補指名が確実なバイデン前副大統領など著名人のツイッターアカウントが乗っ取られた事件で、米連邦捜査局(FBI)のサンフランシスコ支部は16日、捜査を開始したと発表した。

ツイッターはCISO候補を探していたことについてコメントを避けた。

同社は昨年12月以降、セキュリティー責任者が不在となっている。

同社はハッカー集団が従業員に対して「組織的なソーシャル・エンジニアリング攻撃」を実施したと説明。一部のセキュリティー専門家は複数の主体が関与した可能性があると指摘した。

米国のハイテク関連政策に影響を持つ米下院エネルギー商業委員会のフランク・パロン委員長(民主党)は、ツイッターはハッキングの詳細について説明する必要があると述べた。

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