印リライアンスのデジタル部門強化、アマゾンやウォルマートの脅威に
ロイター / 2020年7月17日 12時27分
インドの複合企業リライアンス・インダストリーズは、米企業などから集めた約200億ドルの資金でデジタル大手となる目標に近づき、米アマゾンなどにとって脅威となる可能性が出てきた。写真はムケシュ・アンバニ会長兼社長。2017年6月撮影(2020年 ロイター/Adnan Abid)
[ニューデリー/ベンガルール 16日 ロイター] - インドの複合企業リライアンス・インダストリーズ
米アルファベット
また、ジオには、プライベート・エクイティや政府系ファンドなどの海外マネーも集まっている。
ネット通販からクラウドコンピューティング、通信、オンライン決済までリライアンスはあらゆるデジタル分野への進出を計画しており、専門家からは、アリババ
ジオは、格安のスマホとデータプランで売り込み、数年でボーダフォン・アイデアやバーティ・エアテルといった通信大手からシェアを奪い、国内最大の通信会社となった。
ムケシュ・アンバニ会長兼社長は15日、小規模小売店と消費者を結ぶ電子商取引プラットフォーム、ジオマートを拡大すると表明。日用品だけでなく電子機器やファッション製品などより多くの商品を扱うと明らかにした。「われわれはより多くの都市に進出し、インド国内で顧客を増やし、さらなる分野に進出する」と強調した。
あるインド国内の業界関係者は、インドでの事業拡大を目指すアマゾンやウォルマートにとって脅威になるとの見方を示した。
ただ、既にインドに進出しているアマゾンやウォルマートは、インド各地に倉庫や配送センターを設け、サプライチェーンを構築しており、リライアンスにとり厳しい競争が見込まれる。
また、ジオマートは現在、200都市で日用品配送を手掛けるが、一方のアマゾンや、ウォルマート出資のフリップカートは、インド全土で事業を展開し、様々な製品を扱っている。
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