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中国新疆のウルムチ市、5カ月ぶりにコロナ感染者 航空便欠航に

ロイター / 2020年7月17日 14時40分

 7月17日、中国の新疆ウイグル自治区ウルムチ市は、約5カ月ぶりに新型コロナウイルスの感染者が確認されたことから、17日に予定されていた航空便の多くが欠航となった。写真はウルムチにある衣料品製造メーカー。提供写真(2020年 ロイター/cnsphoto)

[上海 17日 ロイター] - 中国の新疆ウイグル自治区ウルムチ市は、約5カ月ぶりに新型コロナウイルスの感染者が確認されたことから、17日に予定されていた航空便の多くが欠航となった。

航空便の運航状況データを提供するサイトVariflightによると、17日に予定されていた便の80%以上となる約600便が欠航となっている。市内の地下鉄も16日遅くから運航停止となった。

中国国家衛生健康委員会は17日、中国本土で新型コロナウイルス感染者が16日に新たに10人確認されたと発表した。10人中9人が海外からの渡航者だった。

ウルムチの衛生当局は16日、発熱などの症状があった24歳の女性がウイルス検査の結果、陽性が判明したと発表。この女性の濃厚接触者3人も検査で陽性が確認されたという。

16日には、東部の浙江省でも新疆ウイグル自治区に渡航歴のある人の感染が確認された。

中国本土の感染者は16日の時点で累計8万3622人、死者は4634人、無症状の人は104人となっている。

先月に集団感染が発生した北京市では、11日連続で新規感染者が出ていない。

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