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ワクチン研究へのロシアのサイバー攻撃、被害の形跡なし=英政府

ロイター / 2020年7月17日 18時52分

 7月17日、英国のブロークンシャー安全保障担当相(写真)は、ロシアのハッカー集団が英国の新型コロナウイルスの研究機関にサイバー攻撃を仕掛けているのは「全く容認できない」とした上で、実際に被害を受けた形跡はないとの認識を示した。写真はロンドンで2019年4月撮影(2020年 ロイター/Alkis Konstantinidis)

[ロンドン 17日 ロイター] - 英国のブロークンシャー安全保障担当相は17日、ロシアのハッカー集団が英国の新型コロナウイルスの研究機関にサイバー攻撃を仕掛けているのは「全く容認できない」とした上で、実際に被害を受けた形跡はないとの認識を示した。

英国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)は16日、ロシアが支援するハッカー集団が新型コロナウイルスのワクチンや治療法の研究・開発に関する情報を標的に、世界の研究機関にサイバー攻撃を仕掛けていると非難する声明を発表した。ロシアは疑惑を否定している。

同相はスカイ・ニュースに「危機に対応するため、ワクチンを開発している人々のシステムにロシアの情報機関が侵入しようとしたことは全く容認できない」と発言。

その上で「被害を受けた形跡や被害を受けたとの情報は全くない」と述べた。

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