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中国企業、インドで輸入承認の遅れに直面 事業に影響も=関係者

ロイター / 2020年8月17日 12時41分

[ニューデリー/上海 14日 ロイター] - スマートフォンメーカー小米集団(シャオミ)<1810.HK>などの中国企業は、インドで品質管理当局による輸入承認の遅延に直面している。業界関係者5人がロイターに語った。6月にインド・中国の国境係争地で軍事衝突が発生して以来、両国間のビジネス環境は悪化の一途をたどっている。

インド基準庁(BIS)はここ数週間、携帯電話部品やテレビの輸入承認を遅らせており、シャオミやOPPO(オッポ)をはじめとする中国企業の事業計画に影響している。

BISの幹部、中国の商務省と外務省はコメント要請に応じていない。

シャオミはコメントを控え、オッポは回答がない。

6月の軍事衝突以降、すでに悪化していた両国の経済関係は深刻化し、インド当局者は影響はさらに広がるとみている。

ある当局者は「関係は劇的に悪化した。政府は中国企業からの複数の投資提案をすぐに承認しない見込みだ。通常のビジネスはできない」と述べた。

ある当局者によると、政府は新たな基準の政策策定に取り組んでおり、8月末に発表する見通し。中国など海外からの低品質の製品をターゲットにしている。

ただ、こうした流れの中で、中国のトップ企業の製品に対する承認も滞っているという。

オッポやシャオミなどの中国のスマートフォンメーカーは、インドで販売されるスマホの8割を占める。両社は製品のほとんどをインドで生産しているが、一部の部品は中国から輸入している。

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