米共和党全国大会、トランプ氏演説は最終日 アフリカ系議員など登壇

米共和党は８月２４日─２７日の日程で党全国大会を開き、トランプ大統領（写真）とペンス副大統領を１１月の大統領選挙の候補に正式に指名する。１５日撮影（２０２０年　ロイター/Sarah Silbiger）

［１４日　ロイター］ - 米共和党は８月２４日─２７日の日程で党全国大会を開き、トランプ大統領とペンス副大統領を１１月の大統領選挙の候補に正式に指名する。

全国大会はこれまで巨大なアリーナで盛大に行われてきたが、今回は新型コロナウイルスの流行を受け、共和、民主ともに、演説などはほとんどのインターネットを経由して行われる「バーチャル大会」となる。

共和党の選挙対策本部関係者によると、トランプ氏は慣例通り、最終日の２７日に候補指名受諾演説をする。演説場所について、トランプ氏は一時、南北戦争ゆかりの地であるペンシルバニア州ゲティスバーグで行う可能性を示唆していたが、１３日にニューヨーク・ポスト紙に、ホワイトハウスの南側にある芝生の庭で行う予定だと語った。

ペンス氏は、２６日にメリーランド州ボルティモアの史跡、フォート・マクヘンリーで指名受諾演説を行う。

トランプ陣営の関係者によると、大会中には、共和党で２人しかいないアフリカ系議員の１人、ティム・スコット上院議員（サウスカロライナ州）、国連大使を務めたニッキー・ヘイリー氏、ファーストレディーのメラニア氏、ジョニ・アーンスト上院議員（アイオワ州）が登壇する予定。

民主党全国大会は１７─２０日の日程で開催される。

トランプ氏は１７日、１８日にかけて激戦州のミネソタ、アリゾナ、ウィスコンシン各州を回って遊説する予定。