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独キュアバック、新型コロナワクチンの承認迅速化を否定せず

ロイター / 2020年8月17日 15時4分

 8月16日、独キュアバックは、COVID─19(新型コロナウイルス感染症)ワクチン候補の承認プロセスが早まる可能性を否定していない。写真は同ワクチン研究のデモンストレーションをする同社従業員。ドイツのテュービンゲンで3月撮影(2020年 ロイター/Andreas Gebert)

[フランクフルト 16日 ロイター] - 独キュアバック は、COVID─19(新型コロナウイルス感染症)ワクチン候補の承認プロセスが早まる可能性を否定していない。ハース最高経営責任者(CEO)が16日オンラインサイトで語った。

同社は14日、開発中のワクチンを2021年半ばまでに市場に出す見通しを示した。承認が迅速化されれば投入の前倒しが見込まれるが、ハースCEOは詳細を明らかにしなかった。

同CEOは「Boerse Online」で「承認が早まる可能性は否定していない。ただ、これは複数の当局との緊密な協力があって初めて実現する」と述べた。

また、最近開始したワクチン候補の臨床試験の結果は秋に公表されるとして、現時点で承認は来年前半との見方を強調した。

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