米アマゾン、クラウド企業のラックスペース出資で協議＝関係筋

米アマゾン・ドット・コムがクラウドサービスの米ラックスペース・テクノロジーへの出資について初期の協議を行っていることが１７日、関係筋の話で明らかになった。仏ロウィンプランクで４月撮影（２０２０年　ロイター/Pascal Rossignol）

［１７日　ロイター］ - 米アマゾン・ドット・コム がクラウドサービスの米ラックスペース・テクノロジー への出資について初期の協議を行っていることが１７日、関係筋の話で明らかになった。

ラックスペースにはプライベートエクイティ（ＰＥ）会社アポロ・グローバル・マネジメント が出資。今月５日に米ナスダック市場に上場した。

関係筋によると、アマゾンはラックスペースの過半数以下の株式を取得する可能性がある。

この件に関してラックスペースとアポロはコメントを控えた。アマゾンからコメントは得られていない。

アマゾンが出資を巡り協議していることが伝わり、午前の取引でラックスペース株は約１９％高の１９．７７ドル。

アポロは２０１６年にラックスペースをレバレッジド・バイアウト（ＬＢＯ）を通して４３億ドルで買収した。ラックスペースの本社はテキサス州サンアントニオ。時価総額は３０億ドル以上。債務総額もほぼ同水準。