英イージージェットが国内3拠点閉鎖、ライアンエアは輸送力縮小

英格安航空会社（ＬＣＣ）のイージージェットは１７日、新型コロナウイルスの影響で英国内の３拠点を閉鎖し、最大６７０人を削減すると明らかにした。英ルトンで６月撮影（２０２０年　ロイター/Paul Childs）

［ロンドン／ダブリン　１７日　ロイター］ - 英格安航空会社（ＬＣＣ）のイージージェット は１７日、新型コロナウイルスの影響で英国内の３拠点を閉鎖し、最大６７０人を削減すると明らかにした。

同社は５月、新型コロナによる旅行市場の縮小を受け、欧州全体で４５００人の人員削減が必要になるとし、ロンドンとニューキャッスルの３空港の拠点閉鎖を始めている。

航空各社の業績見通しは、英国が先週にフランスからの入国者に１４日間の隔離を義務付けると発表したことで、さらに悪化した。

競合のライアンエア も同日、９月と１０月の輸送能力をさらに２０％縮小すると発表した。渡航規制の再導入で過去１０日間の予約状況が大きく弱含んだという。